【オンライン交流会 ~原発事故避難の現在地とこれから~】

2011年の福島原発事故をきっかけに全国各地に避難された方々が、今も原発避難は終わらない、原発事故避難の経験を伝えようと交流会を開催したり、避難の経験を発信したりと活動を続けています。

コロナ禍のためにリアルに出会う交流会の開催は難しくなりましたが、一方でオンラインによる交流会も増え、各地の避難経験者の声も届けられるようになり、「この経験は私だけではなかった」と励まされる時もあります。原発事故避難経験者の方々が参加できるオンライン企画もここで紹介していこうと思います。

【オンライン交流会 ~原発事故避難の現在地とこれから~】
「避難の権利」を求める全国避難者の会主催

東京電力福島原子力災害11年目。
東電刑事裁判控訴審結審、原発賠償4訴訟の最高裁判決、東電株主代表訴訟判決、そして若い人々による311こども甲状腺がん裁判の提訴と、私たちはいくつもの重要な局面を迎えています。今、私たちはどこにいて、どこに向かっていこうとしているのか?希望につながる種はどこにあるのか? 
深く感じて、次の一歩を見出したいーーそんな想いで、今回の避難者交流会を開催します。

除本理史さん、森松明希子さんのお二人に話題提供をいただき、共に考える時間を持ちたいと思います。みなさま、どうぞご参加ください。
日  時:2022年7月16日(土)20:00-22:00 
    *19:00- 「避難の権利」を求める全国避難者の会総会があります。
話題提供:
除本理史さん
福島原発事故賠償に関する中間指針等の見直しに関する提言」について
森松明希子さん
原発事故避難――私たちが望むこと」
開催方法:ズームによるオンライン開催。お申込みいただいた方に後日ズームURLをお送りします。
対  象:原発事故避難経験者
参  加:無料
主  催:「避難の権利」を求める全国避難者の会
  
◆除本理史さんプロフィール◆1971年生まれ。大阪公立大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学)。専門は環境政策論・環境経済学。公害・環境被害の補償と被害地域の再生などを研究。東日本大震災後は、公害問題の教訓を踏まえ、福島原発事故の賠償や復興政策について調査研究を進めている。2009年環境経済・政策学会賞奨励賞受賞。岩波書店『環境と公害』編集同人。20年より日本環境会議副理事長。著書に『きみのまちに未来はあるか?:「根っこ」から地域をつくる』(共著、岩波ジュニア新書、2020年)『公害から福島を考える:地域の再生をめざして』(岩波書店、2016年)、『原発賠償を問う:曖昧な責任、翻弄される避難者』(岩波ブックレット、2012年)など。
◆森松明希子さんプロフィール◆福島県在住中に東日本大震災及び福島原子力惨禍に被災。0歳と3歳の2児を連れて大阪へ国内避難(母子避難)。東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰。原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表、原発賠償関西訴訟原告団代表を務める。国内外で講演を続け、災害による被災者・避難者・原発事故被害者の人権について訴える。2018年スイスジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ。参議院東日本大震災復興特別委員会に参考人として招聘され、被災当事者として陳述を行う。「黒田裕子賞」受賞。著書に『母子避難、心の軌跡』(かもがわ出版、2013年)、『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(文芸社、2021年)など。

★peatixの登録が難しい方はご連絡ください。主催者につなぎます。