アースデイやまぐち2024参加報告

遅くなってしまいましたが、4月14日に開催されたアースデイやまぐち2024参加の報告です。

お天気にも恵まれたおかげで、気持ちよく一日を過ごすことができました。今回、最近山口に避難移住してきたという方が立ち寄ってくださいました。原発事故から13年経ちましたが、避難移住を選択された方々が 原発のこと、避難のことを気がねなく話せる場として、今後もこの会につながっていただけるとうれしいです。

今年ははじめての試みとして古本販売のほかに、青空読書会と称して、原発原発避難関連の本を並べてみました。毎回「山口県避難移住者の会」のバナーの横に原発事故の放射能汚染マップを貼っていますが、これをじっと眺めていかれた方が何人かいました。

 読書会とまではいきませんでしたが、テーブルに並べた『茶色の朝』、『いのちと放射能』、『ガメ・オベールの日本語練習帳』、『放射線像』、『原発棄民』など何冊か手に取ってパラパラと読んでいかれました。並べておいた資源エネルギー庁作成の廃炉のパンフレットをパラパラ開いて嘘ばっかりやという方も。。。『原発棄民』(日野行介著)は売るつもりではなかったのですが、読みたいと仰る方が現われ中古価格で販売しました。

原発棄民』も含め、絵本やビッグイシュー、うかたまなどの売り上げは9,600円となりました。お買い上げいただいた皆様、ご協力ありがとうございました。会から400円足して計10,000円を「311甲状腺がん子ども支援ネットワーク★」にカンパとして近日中に送金いたします。今回のアースデイ参加は小さな試みでしたが、「原発避難は終わっていない」、「ここにも避難者はいます」というメッセージを(静かに)届けることができたように思います。
MLに登録された方々は県内各地に散らばっており、なかなか会う機会がもてませんが、これからもぼちぼち・ゆるゆると活動していきます。よろしくお願いします。