情報誌「結 musubi 夏号」

ひろしま避難者の会アスチカ」(注)が発行している情報誌「結 musubi 夏号」に、山口県東日本大震災当事者団体として、当会が紹介されました。
コロナ禍で交流会などの活動はやむなく休止していますが、県内の避難当事者の方々とつながれるよう情報発信は続けています。「結 夏号」は避難当事者の方(避難元は問いません)でご希望の方にお送りできますので、ご連絡ください。
(注)「ひろしま避難者の会アスチカ」は震災直後から避難当事者による避難者支援を続けてこられました。現在は福島県外避難者生活再建支援拠点として、島根、広島、山口の三県を担当、情報誌の発行や拠点スペース「たねまく広場」を運営されています。
 
 

【オンライン交流会 ~原発事故避難の現在地とこれから~】

2011年の福島原発事故をきっかけに全国各地に避難された方々が、今も原発避難は終わらない、原発事故避難の経験を伝えようと交流会を開催したり、避難の経験を発信したりと活動を続けています。

コロナ禍のためにリアルに出会う交流会の開催は難しくなりましたが、一方でオンラインによる交流会も増え、各地の避難経験者の声も届けられるようになり、「この経験は私だけではなかった」と励まされる時もあります。原発事故避難経験者の方々が参加できるオンライン企画もここで紹介していこうと思います。

【オンライン交流会 ~原発事故避難の現在地とこれから~】
「避難の権利」を求める全国避難者の会主催

東京電力福島原子力災害11年目。
東電刑事裁判控訴審結審、原発賠償4訴訟の最高裁判決、東電株主代表訴訟判決、そして若い人々による311こども甲状腺がん裁判の提訴と、私たちはいくつもの重要な局面を迎えています。今、私たちはどこにいて、どこに向かっていこうとしているのか?希望につながる種はどこにあるのか? 
深く感じて、次の一歩を見出したいーーそんな想いで、今回の避難者交流会を開催します。

除本理史さん、森松明希子さんのお二人に話題提供をいただき、共に考える時間を持ちたいと思います。みなさま、どうぞご参加ください。
日  時:2022年7月16日(土)20:00-22:00 
    *19:00- 「避難の権利」を求める全国避難者の会総会があります。
話題提供:
除本理史さん
福島原発事故賠償に関する中間指針等の見直しに関する提言」について
森松明希子さん
原発事故避難――私たちが望むこと」
開催方法:ズームによるオンライン開催。お申込みいただいた方に後日ズームURLをお送りします。
対  象:原発事故避難経験者
参  加:無料
主  催:「避難の権利」を求める全国避難者の会
  
◆除本理史さんプロフィール◆1971年生まれ。大阪公立大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学)。専門は環境政策論・環境経済学。公害・環境被害の補償と被害地域の再生などを研究。東日本大震災後は、公害問題の教訓を踏まえ、福島原発事故の賠償や復興政策について調査研究を進めている。2009年環境経済・政策学会賞奨励賞受賞。岩波書店『環境と公害』編集同人。20年より日本環境会議副理事長。著書に『きみのまちに未来はあるか?:「根っこ」から地域をつくる』(共著、岩波ジュニア新書、2020年)『公害から福島を考える:地域の再生をめざして』(岩波書店、2016年)、『原発賠償を問う:曖昧な責任、翻弄される避難者』(岩波ブックレット、2012年)など。
◆森松明希子さんプロフィール◆福島県在住中に東日本大震災及び福島原子力惨禍に被災。0歳と3歳の2児を連れて大阪へ国内避難(母子避難)。東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)を主宰。原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表、原発賠償関西訴訟原告団代表を務める。国内外で講演を続け、災害による被災者・避難者・原発事故被害者の人権について訴える。2018年スイスジュネーブの国連人権理事会にてスピーチ。参議院東日本大震災復興特別委員会に参考人として招聘され、被災当事者として陳述を行う。「黒田裕子賞」受賞。著書に『母子避難、心の軌跡』(かもがわ出版、2013年)、『災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー』(文芸社、2021年)など。

★peatixの登録が難しい方はご連絡ください。主催者につなぎます。
 
 
 
 

HONYAらDO 移転しました。

以前、ご紹介したHONYAらDOは、山口市米屋町商店街のショクバカフェの2階に移転しました。ショクバカフェに入って、すぐ左側の階段をご利用ください。2階は広々としたスペースが広がっています。1階でドリンクや食事を注文して2階でゆっくり飲食することもできます。

今月は朝日新聞の三浦記者による『白い土地ールポ福島 「帰還困難区域」とその周辺』を面出し。葛尾村では帰還困難区域の避難指示が一部解除され住民の帰還居住が始まりました。大熊町でも今月末には一部避難解除となります。現地の状況をぜひ知ってください。
棚のテーマは「311から11年。。」ですが、ガメさんの『日本語練習帳』や行司千絵さんの『おうちのふく』なども並べてみました。

移転に伴って営業時間も変更になりました。
水曜日定休 平日11:00~16:00 土日11:00~18:00
お気軽にお立ち寄りください。

@HONYAらDO

 

ドキュメンタリー映画『発酵の民』上映@YCAM

東日本大震災原発事故から11年。あの時に生まれたものは、今も確かに続いている――

6月1日から5日まで、山口市YCAMドキュメンタリー映画『発酵する民』が上映されます。この映画の監督ご自身から避難移住者の会宛にご案内のメールを頂きました。監督は映画をきっかけに各地の方と繋がりたいと仰っています 。『発酵する民』というタイトルにピンときた方、YCAMでの監督トークや上映にぜひお出かけください。

●海と山に囲まれた古都・鎌倉。2011 年、このまちを「脱原発パレード」で歩いた女性たちが「イマジン盆踊り部」を結成した。彼女たちは、日々の生活の中で浮かび上がってくる思いを唄にして踊り始める。

お酒や味噌、パンづくりから生まれた「発酵盆唄」、海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」。やがて、風変わりな唄と踊りが人びとをつなげ「平和」の輪を描いてゆく。この映画は、3.11 後の鎌倉や葉山での「生活」を描きながら、個性溢れるパン屋や酒蔵も取材。微生物たちの「発酵」の世界や、太陽系の惑星の動きが交差する。そして、人や地域文化がゆっくりと変化していく様子をまるで「発酵」していくかのように映し出す。
ドキュメンタリー映画『発酵する民』(92分)
公式サイト

fermentfilm.com



●会場:山口情報芸術センターYCAM)(山口県山口市中園町7-7)
●上映日程:6月1日(水)〜6月5日(日)
●上映時間
6月1日(水) 12:10〜13:42 ※舞台挨拶あり
6月2日(木) 10:30〜12:02 ※舞台挨拶あり
6月3日(金) 12:10〜13:42
6月4日(土) 14:10〜15:42
6月5日(日) 18:45〜20:17


www.youtube.com

5月のzoom交流会のお知らせ

3.11東日本大震災および東京電力福島原子力発電所の核事故から11年、 あの日から私たちの暮らしは大きく変わってしまいました。3・11以後を振り返ったり、これからのことを考えたり、今取り組んでいることなど、皆さんの声をお聞き出来たらいいなと思います。

日時: 5月8日午後2時から

コロナ禍の終息もなかなか見えてこないので、残念ですがzoom利用で交流会を開催したいと思います。参加は当会のMLに登録されている方限定です。詳細はDMで浅野までお問い合わせください。皆さまのご参加をお待ちしています。

山口県避難移住者の会では、毎年春のイベント(上関原発を建てさせない県民大集会、アースデイやまぐち)に参加し、山口県にも原発事故による避難者がいること、原発事故はまだ収束していないこと、原発避難に終わりはないことを訴えてきました。

会のテントでは祝島の特産品(ひじき、びわ茶、寒干し大根)を販売してきました。これは上関原発建設に長年反対してきた祝島の方々への感謝の気持ちから、ひじきなどの販売で祝島を支援しようと思って始めたことでした。毎年わずかな収益ですが、当会へのカンパとさせていただいています。

1)ひじき(竹林民子さん製造) 50グラム 650円 賞味期限2023年2月
2)びわ茶           100グラム 800円 賞味期限2023年5月17日
3)かんぴょう(寒干し大根) 50グラム 350円 賞味期限2023年2月

今年はアースデイ山口も再開されるそうですが、新型コロナ感染拡大に懸念があるので、当会は参加を見合わせます。ひじきなど購入ご希望の方は下記リンクからお願いいたします。
http://ここだよ!山口 (山口県避難移住者の会) - Livro Katsurao (ocnk.net)

ZOOm交流会のお知らせ

3.11東日本大震災および東京電力福島原子力発電所の核事故から11年、 あの日から私たちの暮らしは大きく変わってしまいました。3・11以後を振り返ったり、これからのことを考えたり、今取り組んでいることなど、皆さんの声をお聞き出来たらいいなと思います。

日時: 3月12日午後2時から

コロナ禍の終息もなかなか見えてこないので、残念ですがzoom利用で交流会を開催したいと思います。参加は当会のMLに登録されている方限定です。詳細はDMで浅野までお問い合わせください。皆さまのご参加をお待ちしています。