アンケートにご協力ください:新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査

原発避難者の皆さま、

新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急オンライン・アンケートへのご協力をお願いします
アンケート実施は5月26日~6月30日。

以下、アンケート実施三団体(原発事故被害者団体連絡会:ひだんれん、「避難の権利」を求める全国避難者の会、避難の協同センター)からの呼びかけ文を転載します。

原発事故から10年目を迎えた被害者・避難者は、未だ回復には程遠い現実に加え、新型コロナウィルス災禍も加わり、二重三重の苦難を強いられています。

5月13日、原発事故避難者向けの福島県南相馬市原町区の復興住宅「南町団地」で、浪江町の60歳代男性が自室で死亡していたことが判りました。男性は一人暮らしで病死とみられ、浪江町社協は、新型コロナウィルスの感染拡大により、定期的な見守り訪問を2月から中止していて、周囲も異変に気づくことができず、感染対策のもとで孤独死を防ぐことの難しさが改めて浮き彫りにされたとコメントしています。

原発事故避難者への住宅提供等の公的支援終了に加えて、コロナ災害がさらに追い打ちを掛けています。避難継続をしている人たちの中には、正規職の仕事に就けず、孤独や孤立に悩み、経済的に困窮している人たちが多いことが、避難先自治体の実態調査でも明らかになっています。

私たちは今まで、避難者の実態調査をするよう何度も国や福島県に要請してきました。しかし、実際には調査はおろか、避難者の実情にほど遠い施策しか行われませんでした。コロナ災害が続く現在、原発事故による避難をした皆さんにも様々な影響が及んでいるのではないかとの危惧を抱き、その実態を把握し、緊急支援にもつながるようなアンケート調査を実施することにしました。」

★アンケートは以下のリンクからからお願いします。→

docs.google.com

 

アンケート本文より
本アンケートは、原発事故避難者のみなさまに、主に生活や住宅に関してお困りの状況を集約させていただき、今後必要な支援や施策を訴えるための資料として活用させていただくことを目的としています。

いただいた情報は上記の目的以外に使用することはありません。是非、ご協力をお願い申し上げます。

なお、緊急な支援が必要な方は、アンケートにお答えの上、最後の「緊急対応」についての質問に「必要」と回答し、専用受付フォームへ進み、ご入力ください。 ※所持金が尽きている。家賃が支払えない、立ち退きを迫られる等の問題が発生した場合は、慌てず、落ち着いて、地元の役所に相談に行ってください。生活保護や、住居確保給付金などの制度を利用できます。相談できる弁護士も紹介致します。

【実施団体】
原発事故被害者団体連絡会(略称:ひだんれん)  ☎080-2805-9004 
Email:hidanren@gmail.com
「避難の権利」を求める全国避難者の会  ☎080-1678-5562
Email:hinannokenri@gmail.com
避難の協同センター  ☎070-3185-0311 Email:hinankyodo@gmail.com