小出さん講演会開催について

明日(24日)開催の小出裕章さん講演会ですが、山口県教育会館で予定通り行なわれます。なお、気象条件によって中止の場合は、午前9時にお知らせします。こちらでも告知します。

ご参加される場合は、こちらで最終チェックをしておでかけください。また、足元には十分ご注意くださって、ご無理のないようお越しください。よろしくお願いいたします。

小出裕章さん講演会実行委員会

小出裕章さん講演会、いよいよ24日(日)午後の開催です。

 小出裕章さん講演会、あさって24日(日)午後の開催です。
皆さま、お誘いあわせのうえ、お出かけください。

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 福島第一原発の現状、再稼働の問題点など、県内でお話を伺えるいい機会だと思います。最近では原発放射能汚染のニュースがほとんど聞かれなくなってしまいました。もう原発事故は収束したんじゃないか、再稼働して本当に大丈夫なの?どうなの?皆さまの周りにも、疑問に思われている方々が数多くいらっしゃると思います。そうした方々や若い世代の皆さま、ぜひともお出かけください。

日時:1月24日(日)午後1時30分~3時30分
場所:山口県教育会館ホール(山口市大手町2-18)
参加費:一般600円、学生500円、18歳以下は無料(当日券は200円増し)
お問い合わせ先:臼井(電話 090-5697-9161 )まで


 

「小さき声のカノンー選択する人々」 上映会@周南市

福島原発事故後、事故後もうすぐ5年を迎え、世の中では原発事故や被ばくへの危機感が薄れてきているように思えます。でも今も、原発事故は収束していないし、汚染は広がり続けています。被ばくから子どもを守りたいお父さん、お母さんは、食べること、住むこと、暮しの様々な場面で、毎日毎日、あれかこれかの選択を迫られてきました。避難する、とどまる、どちらを選んだにせよ、今もその努力は続けられています。チェルノブイリ事故後のベラルーシでは、子どもたちの被ばくを軽減するために「保養」の取り組みが続けられてきました。

遠く離れた山口県で私たちに出来ることは、決して「食べて応援」などではなく、「保養への支援」だと思います。周南市で上映される『小さき声のカノンー選択する人々』では、祝島で保養プロジェクトに取り組まれたフォトジャーナリスト那須圭子さんのトークも予定されています。

日時:1月30日(土)
   午後の部上映 午後2時~4時(開場は午後1時半)
     那須圭子さんトーク「福島の現状と保養の必要性」&意見交換会 
        午後4時15分~5時
   夜の部上映 午後6時半~8時半
会場:シネマ・ヌーヴェル(周南市銀座2-18 2階 笑笑・魚民向かい)
前売り券1200円、当日券1500円 小学生以下 無料
主催:なちゅら♥周南、
共催:オフィスISANA
お問い合わせ先:池田 090-8990-3685        


映画『小さき声のカノン』予告編

 

 

放射能を知ろう!いどばた勉強会@小郡

福島県から遠く離れた山口県(およそ1300km離れています)ですが、遠く離れているから何を食べても大丈夫でしょうか?

買い物に出た店先で、生産地表示をみて迷うことはありませんか?頭の片隅に眠っている「放射能」という言葉がときどき気になるけれど・・・。基準値以下だったら、福島のお米も、静岡のお茶も、東北の山菜も大丈夫?

日頃気になっている放射能に関する疑問の数々に、講師の横見さんが丁寧にわかりやすくお答えします。皆さまお誘いあわせのうえ、お気軽にお越しください。

日時:1月16日(土)14:00~16:30
会場:日本基督教団 小郡教会(山口市小郡下郷857)
参加費:500円(お茶菓子代など)
講師:横見出さん
講師プロフィール:
311東日本大震災前は薬理学研究員として聖マリアンナ大学や東京大学大学院などで染色体研究。震災後、山口県に避難移住。

主催:放射能を学ぶ井戸端の会
問い合わせ:三輪 090-2290-8919

 

小出裕章さん講演会@山口市―子どもたちの未来のために小出さんと考えよう

京都大学原子炉実験所助教として研究を続けながら、原発の危険性をずっと訴えてこられた小出裕章さんの講演会が、今月24日に山口市で開催されます。昨年春に京都大学を退官されてからは長野県松本市に移り、各地で講演活動を続けておられます。

小出さんは2012年に下関市宇部市で講演されましたが、県内そのほかの地域では初めてです。小出さんは講演は一都市につき一回のみと決めておられるそうです。

福島第一原発の現状、再稼働の問題点など、県内でお話を伺えるいい機会だと思います。最近では原発放射能汚染のニュースがほとんど聞かれなくなってしまいました。もう原発事故は収束したんじゃないか、再稼働して本当に大丈夫なの?どうなの?皆さまの周りにも、疑問に思われている方々が数多くいらっしゃると思います。そうした方々や若い世代の方々をお誘いください。

今回は手話通訳や託児もあります(無料)、託児予約は1月15日(金)までに臼井さん(電話 090-5697-9161 )までお申し込みください。

日時:1月24日(日)午後1時30分~3時30分
場所:山口県教育会館ホール(山口市大手町2-18)
参加費:一般600円、学生500円、18歳以下は無料(当日券は200円増し)




11月交流会のご案内

今月の交流会のご案内です。福島県だけでなく広く東日本各地から、山口県に避難移住してきた方々が対象です。 はじめての方も歓迎です。避難してきたのはあなただけではありません。 

2011年3月11日の東日本大震災震災、原発事故から4年8か月になろうとしています。故郷から遠く離れた山口県で孤立感から疲れを覚えておられる方もいらっしゃるかもしれません。 避難してきた者同士で、避難のこと、今後のこと、原発や被ばくのこと、食品の安全性のことなど気兼ねなく話したい、聞いてみたい、ちょっと息抜きに・・・そんな感じで気軽にお出かけください。

★日時 11月14日(土)午後1時~午後4時半   
  (この間出入り自由。予約もいりません。 ご都合のよい時間にお出かけください)
★場所 山口市市民活動センター「さぽらんて」2階和室     
    山口市道場門1-2-19     
    道場門前商店街のアーケード内にあります。  
    隣は山口県産品のアンテナショップ、斜め向かいが無印良品のお店です。

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山口市市民活動センター「さぽらんて」とは 
山口市がもっと元気になるように、市民活動参加のきっかけづくりや市民団体がもっと元気になるためのお手伝いをしている場所です。山口市が設置し、私たち市民団体が運営をしています。詳しくはこちら→ 山口市市民活動支援センター

私たちの「山口県避難移住者の会」も、こちらに登録し活動を支援して頂いています。
今回の会場の和室は10畳ほどの広さで、小さいお子さん向けのおもちゃも備えてあるそうです。お気軽にお出かけください。

駐車場はこちらを参考にしてください(1時間100円のところが多いです)。
http://www.yamaguchi-machinaka.com/parking/index.html

「避難の権利」を求める全国避難移住者の会

10月29日に開催された「避難の権利」を求める全国避難者の会の模様がYOU TUBEにアップされています。

www.youtube.com

 「つながろう!はじめの一歩~たしかめあおう足跡、そして未来へ~」と題された設立総会。福島市から札幌に避難している中手聖一さんと福島市から京都の避難している宇野朗子さんが共同代表に選ばれた。宇野さんは、「「避難の権利」とは、原発事故による放射能汚染をこうむった地域の人々が被曝による被害を避けるために、避難を選択することができ、実質的な支援が存在するための権利」であるだけでなく、「現在も汚染のある地域で暮らす人々が保養や医療支援が存在し、避難するか、そこにとどまるかを自己決定できるための大切な権利だと思う」と延べ、避難の権利を保障させるために動いていきたいと呼びかけた。この後、リレートークでは、福島から札幌市に自主避難した高校教師の宍戸俊則さんをはじめ、東京都から石川県小松市に避難した奈良井伸子さん。大熊町から大熊町から新潟に避難した大賀あや子などがスピーチし、原発事故による避難者の人数さえも把握しようとしない政府に対し批判した。
 
また、いわき市から埼玉県へ母子避難した河井かおりさんは、夫と離婚後、体調を崩して生活が困窮し、生活保護を受給するようになった厳しい現実を吐露。1年半後に迫る自主避難者の住宅支援打ち切りに対し、憤りをあらわにした。郡山市から大阪市へ自主避難し、大阪で東電に対する損害賠償裁判で原告団長を務める森松明希子さんも、憲法上の権利が奪われている現実について、政府の政策を厳しく批判した。
                    ( Our Planet TV より引用 )

www.youtube.com

最後に鈴木きぬえさんが「私には夢がある」と題した自作の詩を読みあげられました。

「私には夢がある 鈴木きぬえ

私には夢がある
テーブルの真ん中には愛の花を活けて
国や県の人たちと膝を交えて
これからの福島を、これからの日本を語り合う夢がある

私には夢がある
廃炉に携わるその人たちは、もっとも尊敬され
十分な報酬と休息が与えられ
人権に基づいた健康といのちが大切にされる

私には夢がある
際限なく降り注ぐ放射能という悪があろうとも
私たちはこつこつと生き抜いていく
決して侮らず その生き場所を確保して
十分に吟味された食べ物と空間の中で 必ず勝利を手にする

私には夢がある
福島を守り抜いた子どもたちと避難をした希望の子どもたちが種をまき
新しい福島をつくっていく夢がある

未来の子どもたちは幸せの中で収穫しわかちあい 足ることを知るとき
それがたとえ100年先、200年先であろうとも
私は風にのって そこに立ち会うだろう

私には夢がある
100年前に原発を止めてくれたから
今 私たちはとても幸せに生きています
エネルギーはすべて自然の原理によって与えられ
長い年月がかかりましたが 廃炉への道筋も見えてきました

私たちの今の幸せは
皆さんがあきらめず、闘い、抗い、正してくれた贈り物です
私たちのふるさとは緑豊かで
その川に魚が戻り 本当の空になりました
この美しいふるさとに
あれから七代先の子どもが生まれようとしています

私には夢がある
失ってはじめて手にする夢がある 悲しくもある  
しかし絶望の中で生まれた希望でもある
弱虫な私ではあるけれど 決して一人ではない
とても大切な とてもすてきな夢がある」