福島:飯舘村 原発事故から3年の歩み 安斎徹写真展

 昨年小郡で開催された福島~山口いのちの会主催の保養プログラム(注1)で、飯舘村の子どもたちを引率してきた安斎徹さん。震災後は避難を余儀なくされ、伊達市仮設住宅で暮らしています。彼が原発事故後も撮りためてきた飯舘村と福島の写真が、美祢市大正洞入口横の写真ギャラリーで展示されています。

 写真のプロというわけではありませんが、原発事故から3年たった村の様子を知ってもらいたいと企画されました。写真のほかに原発告訴団の彼の陳述書など多くの資料もも展示、福島の今を知るよい機会だと思います。

安斎さんから山口県の方へのメッセージ:
「私は、福島県飯館村で暮らしていて、2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故被曝しました。現在、福島県伊達市の避難仮設住宅で暮らしつつ、福島から祝島へプロジェクトに取組んでいます。
 山口県在住の写真家・福島菊次郎さんと那須圭子さんに『素人写真でもいいから、ともかく機会がある度にカメラに記録を撮っておくように』というアドバイスを受けました。以降、写真を折りあるごとに撮り続け、今回、そのなから厳選したものを展示します。
 写真を味わってもらうというより、直面した現実のありのままを知ってほしい、という思いで今回の展示を行っています。是非、多くの人に事実を知ってもらいたい。その一心の写真展です。是非、多くの人に事実を知ってもらいたい。その一心の写真展です。」(福島~山口いのちの会ブログより転載
http://ameblo.jp/fukushima-yamaguchi/entry-11882498710.html )

7月27日まで@大正洞入口横 写真ギャラリー写創蔵(しゃくら)
(電話 090-7595-9081)
午前11時から午後4時まで、水木定休。
入場無料。


注1:昨年に引き続いて今年も、福島の子どもたちの保養プロジェクトを実施します。ご協力をお願いします。
http://ameblo.jp/fukushima-yamaguchi/entry-11850042004.html