「日本と原発 4年後」上映会@美祢市&防府市

 昨年上映された「日本と原発」の改訂版「日本と原発 4年後」が山口県内2か所で上映されます。「日本と原発 4年後」は、原発の仕組み、歴史、福島の原発事故からここ一年の大きな出来事(高浜原発差止仮処分、元東電役員の強制起訴など)のほか、被ばくやテロと原発の問題も取り上げています。未来の子どもたちにどのような世界を残していけるのか、私たちの世代が何を選択していけばいいのかを考えるうえで知っておきたいことばかりです。

皆さまお誘い合わせのうえ、お出かけください。(上映時間138分)

★8月21日(日)(1)午後1時30分~  
         (2)午後6時~           
 会場:美祢市民会館2階 大会議室 ( 美祢市大嶺町東分326-1 )   
 入場料:一般800円(当日券 1000円)、中高校生400円(当日券 500円)      
 問い合わせ先:「日本と原発4年後」を美祢で観る会 呼びかけ人代表
         090-2299-8890 中嶋恵子

★9月3日(土)(1)午後2時~        
        (2)午後6時~

 会場:防府市ルルサス防府 多目的ホール防府市栄町1-5-1)
    駐車場はルルサス駐車場をご利用ください。
 入場料:前売り1000円、当日1200円、高校生以下無料
 *託児はありませんが、お子さま連れで入場できます。   
 主催:エコシフトほうふ
 問い合わせ先:0835-22-1275 浦上

www.youtube.com

映画「今 伝えたいこと(仮)」上映@山口市

子どもステーション山口からののご案内です。


「今 伝えたいこと(仮)」ー相馬高校放送局制作作品 上映会ー
被災地の高校生の声を山口の子どもたちに伝えます。2011年3月11日の大地震によって引き起こされた原発事故。その後、相馬高校放送局の生徒たちは高校生の目線で、福島に生きることを問い続ける映像作品を制作してきました。

ある日の午後、「マジカルバナナ」に興じる望美、麻希、桜の高校一年生女子3人。
全国、どこの高校にもみられるような放課後風景。けれど舞台が福島県の相馬高校であることが、それを他愛ない時間にすることを許さなかった・・・。

  誰か私の話を聞いてください!
  私の目を見て答えてよ!

未だ収束しない原発事故の状況の中にいる彼女らに、おとなはどう答えられるでしょうか?

日時:2016年8月6日(土) 午前10:15~12:00 午後13:00~14:45 
 ※開場はいずれも開演の15分前。午前と午後では一部プログラムが変わります。
会場:山口情報芸術センター/スタジオc ※開館10:00

★子どもステーション山口 http://blog.canpan.info/kodomo_s_y/

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原発事故による避難者の皆さまへ、無料電話相談

2011年の原発事故から5年4カ月が過ぎました。

原発事故に関する報道は日に日に少なくなり、復興の掛け声とともに福島県内の避難区域では避難指示解除の動きが広がっています。一方で福島県内からだけでなく、広く東日本各地から避難した避難者の数は十数万人ともいわれますが、今もその数も、生活の実態もほとんど把握されていないままです。避難が長引くにつれ、様ざまな困難に合われている避難者の方もいらっしゃると思います。

関東弁護士会連合会(後援:日本弁護士連合会)による、原発事故に伴う全国の避難者の皆様を対象とする無料の電話相談のご案内です。期間限定ですが、住宅支援打ち切り、生活の困難、賠償など避難に関するお悩みに応えます。お気軽にお電話ください。

 

期間:7月25日(月)~7月30日(土)までの1週間
時間:午前10時~午後6時
電話番号:0120-615-030まで

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福島の子どもたちの保養 写真展

 311後、県内各地で福島のこどもたちの保養受け入れプログラムがスタートしました。そのなかの一つ、山口市の「福島~山口いのちの会」がこれまでの活動を写真展としてまとめ、皆さまにご覧いただくことにしました。


 311東日本大震災から5年以上過ぎた今も、東京電力福島第一原子力発電所による放射能汚染は続いています。福島から遠く離れた山口で安全な食べ物を食べて、のびのび過ごしてもらいたい、毎年手探りの活動ですが、子どもたちの笑顔から元気をたくさんもらっています。

明日10日から29日(日)まで山口市のニューメディアプラザで開催します。
皆さま、お誘いあわせのうえ、お出かけください。

日時:5月10日(火)~29日(日)10:00~17:00
会場:ニューメディアプラザ(山口市熊野町1-10)2階ギャラリー
問い合わせ先:090-2007-3201 村上、 090-2290-8919 三輪 

『原発棄民 フクシマ5年後の真実』

 東京電力福島第一原子力発電所の事故そのものをなかったことにしたいという動きは、原発事故に危機感を覚え避難を選択した人々の存在も見えないものにしようとしています。事故後5年が過ぎ、5年という区切りによって私たちの暮らしを引きちぎられたという思いは何ら変わることもないままなのに、福島の復興を声高に叫ぶ声とともに、避難指示解除に続く住宅支援や賠償の打ち切りが次々と打ち出されています。

本書では、避難者の生活を支える住宅支援の問題に的を絞って書かれていますが、国策によってすすめられた原発でありながら、ひとたび原発事故が起こっても誰も責任をとらない国においては、事故によって一方的に暮らしを奪われ、幸福に健康に生きる権利をも奪われてしまった私たち避難者のことは、政府の誰も引き受けてくれはしないのだということがよくわかります。そして、今、避難者が置かれている状況はこれからも日本のどこかで起こりうることだということを忘れないでいただきたいと思います。

原発棄民  フクシマ5年後の真実

原発棄民 フクシマ5年後の真実

 

 

【緊急署名のお願い】 放射性廃棄物を含んだ除染土を公共事業で利用しないでください!

放射性廃棄物を含んだ除染土を公共事業で利用する方針の撤回を!

 環境省は、3月30日、東京電力福島第1原発事故後の除染で出た汚染土に関し、8,000ベクレル/kg以下の汚染土を、全国の公共事業で利用できる方針を決定しました。しかし、原子炉等規制法に基づく規則においては、原発の解体などによって発生したコンクリートや金属などの再生利用の基準は100ベクレル/kgとなっています。今回の環境省方針は、この80倍となります。

 降雨、浸食、災害などによる環境中への大量放出も懸念されます。工事中においては、工事従事者も通行人も被ばくします。大地震が発生すれば、道路の陥没、崩壊などがあちらこちらで発生し、汚染土がむき出しになるでしょう。まさに、子どもも含めて、日本中の人たちを被ばくさせるために、壮大な「ナショナル・プロジェクト」にほかなりません。断じて許すわけにはいきません。

要請事項
1.放射性廃棄物を含んだ除染土を公共事業で利用する方針の撤回を求めます。
2.「除染」「帰還」を前提とした除染土再利用の政策を見直してください。
3.除染のあり方、除染土の処分のあり方に関しては、福島県内外の各地の幅広い人たちの参加のもとでの検討を行うようにしてください。
4.「放射線影響に関する安全性評価ワーキンググループ」のメンバー、議事録、全資料を公開してください。

緊急署名を呼びかけています。ご署名・拡散をお願いいたします。
1)集約〆切:一次集約 2016年4月30日  二次集約5月15日  三次集約5月31日
2)集約先:国際環境NGO FoE Japan(認定NPO法人
      〒173-0037 
      東京都板橋区小茂根1-21-9
      Tel:03-6909-5983(日中・平日) Fax:03-6909-5986
★オンライン署名はこちら 
【緊急署名】「8000ベクレル/kg以下の汚染土再利用」方針に反対
★紙署名用紙はこちら
http://www.foejapan.org/energy/fukushima/160416_petition.pdf

www.change.org


アースデイ山口2016 に参加しました

アースデイ山口2016に参加、お天気にも恵まれ、会場の亀山公園はゆったりとした空気が流れていました。

汚染マップを食い入るように見ていく方々、ご自身も首都圏から311の翌日に広島の実家に避難したと話してくださった方、これだけ空き家や耕作放棄地が多い山口にきてもらえばいいと提案される方、会のブースを訪れた方々に、今も続く避難のこと、原発事故のことを少しでもわかっていただければと願いながらの一日でした。

左隣は毎年山口市で保養プロジェクトを実施している福島~山口いのちの会、右隣はエコなトイレを提案するあったか村のブースです。

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