東日本大震災から6年目を迎えますが、各地で活動中の避難者団体の動きを追った毎日新聞の記事をご紹介します。
記事によれば、運営資金の確保、活動の担い手不足など活動を縮小する団体もある一方で、支援や交流を続けてゆこうと模索している団体もあるようです。
昨年から福島県の避難指示解除の動きが加速し、避難区域の住民は帰還か避難かの選択を早急に迫られています。この時点で原発の状況や健康面への影響などを考え、避難元への帰還ではなく、避難を選択する方々も増えてくるものと思います。帰還への支援は手厚い反面、福島県による区域外避難者への住宅支援打ち切りなど、避難継続への支援はほとんどない厳しい状況です。
避難者への支援はもう必要ないではなく、まだこれからも必要とされます。規模も働きも小さい当会ではありますが、何が必要なのか、これからできることは何か、県内の避難者の皆さん、支援者の皆さんとともに考えていきたいと思います。