交流会を再開します

新型コロナの感染拡大防止のため、2月以来しばらく交流会をお休みしていましたが再開することにしました。
日時:7月10日(金)午後1時~4時
会場:山口市白石地域交流センター 視聴覚室
参加費:無料
駐車場:地域交流センター敷地内に駐車場があります。満杯の場合は市民会館、市役所、コープ山口駐車場、道場門前第一駐車場を
    ご利用ください。

原発避難を経験した当事者同士、今後のこと、原発や被ばくのこと食品の安全性のことなど気兼ねなく話しあえる場づくりをこころがけています。交流会へのご参加は避難元を問いません、東北三県からだけでなく、関東地方からの避難者の方もどうぞ、お気軽にお出かけください。予約は不要、出入り自由です。時間内でご都合のつく時間にお気軽にお出かけください。

新型コロナ感染症対策として
1)発熱、風邪などの症状がある方は参加をご遠慮ください。
2)マスクの着用、入り口での手指の消毒、部屋の換気にご協力ください(消毒用エタノールは用意します)。
3)いつもはこちらで用意しているびわ茶の提供はありません。水分補給はご自分で心掛けてください。

締め切りが延長されました:原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート」にご協力ください

原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート」の締め切りが7月31日に延長されました。原発避難を経験された皆さまに、ご協力いただけるとありがたいです。

原発事故とコロナ災害、二つの「緊急事態」の中で、住まいや暮らしが追い詰められてはいませんか?
健康や将来への不安で辛くはないですか?
苦しいときはSOSの声を上げて!
 

docs.google.com

ふくしまミエルカproject 公開

311から10年目に入った福島が今どうなっているのか、原発被災者、避難者の状況や避難指示地域がどうなっているのかなど、報道されることも少なくなってしまいました。
福島の今を目に見える形で伝えていこうと、環境NGOのFoeJapan制作の「ふくしまミエルカproject」というサイトが公開されています。
原発被災者、避難者の声、保養、エネルギー問題、海洋汚染、原発再稼働など、皆さまに知っていただきたい内容が取り上げられています。ぜひご覧ください。
URLはこちらです→ https://311mieruka.jp/

311mieruka.jp

アンケートにご協力ください:新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急アンケート調査

原発避難者の皆さま、

新型コロナ災害下における原発事故避難者の暮らしと住まいの不安に関する緊急オンライン・アンケートへのご協力をお願いします
アンケート実施は5月26日~6月30日。

以下、アンケート実施三団体(原発事故被害者団体連絡会:ひだんれん、「避難の権利」を求める全国避難者の会、避難の協同センター)からの呼びかけ文を転載します。

原発事故から10年目を迎えた被害者・避難者は、未だ回復には程遠い現実に加え、新型コロナウィルス災禍も加わり、二重三重の苦難を強いられています。

5月13日、原発事故避難者向けの福島県南相馬市原町区の復興住宅「南町団地」で、浪江町の60歳代男性が自室で死亡していたことが判りました。男性は一人暮らしで病死とみられ、浪江町社協は、新型コロナウィルスの感染拡大により、定期的な見守り訪問を2月から中止していて、周囲も異変に気づくことができず、感染対策のもとで孤独死を防ぐことの難しさが改めて浮き彫りにされたとコメントしています。

原発事故避難者への住宅提供等の公的支援終了に加えて、コロナ災害がさらに追い打ちを掛けています。避難継続をしている人たちの中には、正規職の仕事に就けず、孤独や孤立に悩み、経済的に困窮している人たちが多いことが、避難先自治体の実態調査でも明らかになっています。

私たちは今まで、避難者の実態調査をするよう何度も国や福島県に要請してきました。しかし、実際には調査はおろか、避難者の実情にほど遠い施策しか行われませんでした。コロナ災害が続く現在、原発事故による避難をした皆さんにも様々な影響が及んでいるのではないかとの危惧を抱き、その実態を把握し、緊急支援にもつながるようなアンケート調査を実施することにしました。」

★アンケートは以下のリンクからからお願いします。→

docs.google.com

 

アンケート本文より
本アンケートは、原発事故避難者のみなさまに、主に生活や住宅に関してお困りの状況を集約させていただき、今後必要な支援や施策を訴えるための資料として活用させていただくことを目的としています。

いただいた情報は上記の目的以外に使用することはありません。是非、ご協力をお願い申し上げます。

なお、緊急な支援が必要な方は、アンケートにお答えの上、最後の「緊急対応」についての質問に「必要」と回答し、専用受付フォームへ進み、ご入力ください。 ※所持金が尽きている。家賃が支払えない、立ち退きを迫られる等の問題が発生した場合は、慌てず、落ち着いて、地元の役所に相談に行ってください。生活保護や、住居確保給付金などの制度を利用できます。相談できる弁護士も紹介致します。

【実施団体】
原発事故被害者団体連絡会(略称:ひだんれん)  ☎080-2805-9004 
Email:hidanren@gmail.com
「避難の権利」を求める全国避難者の会  ☎080-1678-5562
Email:hinannokenri@gmail.com
避難の協同センター  ☎070-3185-0311 Email:hinankyodo@gmail.com

ひじきなど祝島の産品(2020年新物)はいかがですか。

山口県避難移住者の会では、毎年地元の春のイベント(上関原発を建てさせない県民大集会、アースデイやまぐち)に参加し、山口県にも原発事故による避難者がいること、原発事故はまだ収束していないこと、原発避難に終わりはないことを訴えてきました。

会のテントでは上関町祝島の特産品(ひじき、びわ茶、寒干し大根)を販売してきましたが、これは上関原発建設に長年反対してきた祝島の方々への感謝の気持ちから、ひじきなどの販売で祝島を支援しようと思って始めたことでした。毎年わずかな収益ですが、当会の会計に入れてきました。今年もいつものように取り寄せましたが、今年は新型コロナの感染が拡大しイベントが中止となったために販売の場をなくしてしまいました。

1)ひじき 60グラム 650円 
2)びわ茶 100グラム 800円 
3)かんぴょう(寒干し大根)100グラム 450円 


どれも祝島の豊かな自然が生んだ滋味豊かな乾物です。
こちらでお買い求めいただけます。↓
(送料、振込手数料はご負担ください)

ここだよ!山口 (山口県避難移住者の会) - Livro Katsurao


皆さまのご協力をよろしくお願いします。




2020東京オリンピック開催時の土壌放射能量マップ」無償提供

福島第一原発事故を受け、自分の身の回り、子どもたちが食べるものの汚染状況を知りたいと生まれたネットワークが全国の市民放射能測定室のネットワーク「みんなのデータサイト」です。

みんなのデータサイト


「みんなのデータサイト」は福島原発事故から10年目にあたり、2020年3月11日に「2020東京オリンピック開催時の土壌放射能量マップ」無償提供を開始しました。
オリンピック開催は延期されましたが、「復興五輪」どころか、原発事故も、放射能汚染も、原発避難も何一つ終わってはいません。


みなさんおひとりおひとりの声で「福島第一原発事故は終わっていない」「放射能汚染はなくなっていない」という真実を世界に届けてください。マップにはそれぞれPDF・イラストレータデータで日本語と英語バージョンの2種類が用意されています。また、震災100年後となる2111年までの放射能の減衰推移をまとめた、「100年マップ」も同時に無償提供されています。
詳しくはこちら↓

minnanods.net

原発避難者の声:井上美和子さん

今年も3月11日がめぐってきました。

3・11から9年がたちました。まだ9年しかたっていないのに、あの東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所原発事故、そして原発事故による被ばくから逃れるために避難を選択した私たち原発避難者のことは人々の記憶から薄れてゆくような気がしています。

今日は南相馬から京都に避難された詩人・朗読家の井上美和子さんのインタビューをご紹介します。大阪MBSは避難者の声をずっと拾い上げ届けてくださっている数少ないメディアです。MBSラジオポッドキャストで3月8日放送分で井上さんのインタビューを聞くことができます。

避難を決意した美和子さんの原発事故への思い、故郷への思い、これからのこと、そして自作の「紅梅の木」をあたたかく力強い福島弁で朗読されています。ぜひお聞きください。

www.mbs1179.com