『原発避難は終わらないー私たちは今』、小冊子ができました

東京電力福島第一原子力発電所原発過酷事故によって、東日本各地から避難するという道を選んだ私たち。今、ここに私たちがいることの小さな証になればとの思いから、私たち、山口県避難移住者の会メーリングリスト会員へのアンケート結果をまとめた、ささやかな小冊子『原発避難は終わらないー私たちは今』ができました。

アンケートの項目は、1)避難を決めた理由、2)山口に来た経緯、3)山口に暮らしてみて困ったこと、助かったこと、4)避難元への思い、5)原発事故を経験して気づいたこと、学んだこと、6)山口県内おすすめの店、場所の6項目だけですが、ML登録者25名のうち11名の方から率直な回答をいただきました。

14日(日)開催のアースデイやまぐちに当会も参加しますので、会場でお渡しできますが、郵送ご希望の方は浅野までご連絡ください。

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 ★この事業は赤い羽根共同募金助成金を活用しています。

昨年4月から一年間、山口県共同募金会により赤い羽根共同募金助成金をいただくことができ、県民の皆さまに原発避難についてご理解いただけるように、3回の交流カフェ開催、講演会の開催、小冊子の発行を企画しました。この小冊子の発行をもって、助成金活用事業を無事終了することができました。

貴重な機会を与えてくださった県共同募金会の皆さま、赤い羽根共同募金への募金にご協力くださった皆さま、助成活動の情報拡散、実現にご支援、ご尽力下った県内の皆さま、一年間本当にありがとうございました。