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「災害から逃げ遅れるのはなぜか?」 高橋征仁教授(山口大学) メモ1

 6日(日)宇部市で開催された「3・11被災地に思いを寄せる宇部市民の会」(福島の子どもつながる宇部の会主催)において、高橋征仁山口大教授が「災害から逃げ遅れるのはなぜか?~繰り返される悲劇と忘却の歴史~」という題で講演をされました。
 講演の前半は防災に関する「サイレンをめぐる幻想」、津波被害からどうして逃げられなかったのか、後半は「さらに避難困難な原子力災害」として原発難民どころか原発棄民とされいる避難者の疲弊した現状、誤解と偏見などについて話されました。
 
以下、当日のレジュメから

 テイクホーム・メッセージ
(うちに持ち帰るべき重要なメッセージ)

1)万一のとき、あなたは誰を守りたいですか?
2)万一のとき、その人を守るための準備はありますか?
3)万一に備えて、実際に身体を動かしたことはありますか?
4)現代社会で人と人をつないでいるものは、携帯電話、自動車、お金、 行政サービス ⇒非常時でも本当に役立ちますか?

5)生き延びるためには、直観を研ぎ澄ます訓練が必要。
6)あらゆる逆境にもかかわらず、「人生にイエスと言う」ことができるように、災前と災後に支えあうことが重要。

 

 高橋先生は青年期の道徳性やアイデンティティをテーマに研究してこられましたが、東日本大震災後を契機に災害をテーマに研究されています(津波避難行動、西日本を中心とした原発避難者など)。最近の共著『原発避難白書』。
原発避難白書

つづく