映画「フタバから遠く離れて」 無料配信中です

東日本大震災、その後の東京電力福島第一原子力発電所事故からまる3年を迎えます。原発事故により避難した多くの方々が今も、生活を取り戻せないでいます。それなのに原発事故は風化していく一方、それどころか、なかったことにされているのではないかとも思えます。

 福島県双葉町の避難生活を描いたドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」、もうご覧になりましたか?山口県内でも上映会があり、ご覧になった方も多いと思いますが、原発事故の風化を憂えた船橋監督が期間限定で無料公開しています。(今日から3月23日まで)ご覧になっていない方に拡散して、まだ原発事故は終わっていないことをお伝えいただければと思います。

こちらで→https://apps.facebook.com/futaba-movie/


もちろん原発事故の避難者は双葉町福島県)に限ったことではありません。先日のNHKスペシャルで自主避難者を扱っていましたが、タイトルの13万人という数字はあくまでも福島県が把握した県内からの自主避難者数です。福島県以外の東日本各地からの多数の自主避難者数は行政には把握されておらず、支援の手もまったく届いていない現状も付け加えておきます。

当会に参加している避難移住者は、福島県の避難区域からだけではなく、福島県避難区域外や東日本各地からの自主避難の方々です。先日の3月8日県民大集会での呼びかけに、新たに6人の方が私も避難移住者と申しでられました。いずれも福島県以外からの移住者でした。つながりの輪が少しづつ広がるようにと願っています。(A)