原発避難者の声:井上美和子さん

今年も3月11日がめぐってきました。

3・11から9年がたちました。まだ9年しかたっていないのに、あの東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所原発事故、そして原発事故による被ばくから逃れるために避難を選択した私たち原発避難者のことは人々の記憶から薄れてゆくような気がしています。

今日は南相馬から京都に避難された詩人・朗読家の井上美和子さんのインタビューをご紹介します。大阪MBSは避難者の声をずっと拾い上げ届けてくださっている数少ないメディアです。MBSラジオポッドキャストで3月8日放送分で井上さんのインタビューを聞くことができます。

避難を決意した美和子さんの原発事故への思い、故郷への思い、これからのこと、そして自作の「紅梅の木」をあたたかく力強い福島弁で朗読されています。ぜひお聞きください。

www.mbs1179.com

 

 

3月8日、医師による「無料電話相談」のご案内

特定非営利活動法人3・11甲状腺がん子ども基金が、3月8日(日)午前10時から午後4時まで、医師による「無料電話相談」を開催します。当基金は全国や海外からの御寄附により、原発事故後に甲状腺がんと診断された事故当時18歳以下の方に療養費を給付する支援をしています。

2017年9月からは年に2回、日本女医会のご協力で、医師による無料電話相談窓口を開設、甲状腺がん甲状腺検査に関する相談のほか、原発事故後の健康に関する不安や悩み全般の相談に応じてきました。
             
6回目となる医師による無料電話相談。公益社団法人日本女医会の医師4名が相談を受けます。また、精神保健福祉士も1名待機しています。甲状腺がんをはじめ、気になっている病気のこと、からだや心の不調など、お気軽にご相談ください。

【開催日時】2020年3月8日(日)10:00~16:00
【相談担当】公益社団法人日本女医会の医師
      精神保健福祉士
【相談内容】甲状腺がん甲状腺の病気について
      甲状腺検査について
      原発事故後に気になっている健康に関する不安
      からだと心の不調
    お子さんのこと、ご家族のことなど周囲の人も相談可能
      おひとり10分程度
【電話番号】0120-966-544
      ※非通知設定の電話はお受けできません

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中止になりました:「3・11 被災地に思いをよせる宇部市民の集い」

3月1日(日)に開催予定の「3・11被災地に思いをよせる宇部市民の集い」は中止となりました。主催者発表は下記のとおりです。
 

代表および役員と相談した結果、3月1日予定の「集い」を中止することになりました。昨日、新型コロナウィルスに対する国の方針が出て、山口県でも様々な大会・会議が軒並み中止になっています。


20日に準備会を開いたばかりでしたが、講師のうのさんは病院勤務、出演者の内山さんは高齢者施設の施設長をされ、お二人から辞退の要望が届きました。まだ宇部、山口では感染者は出ておりませんが、お二人とも高齢者へのリスクを懸念されている中、ここは中止とすることが最良の決定と思います。
(福島の子どもたちとつながる宇部の会 Face Book ページより引用)

 

毎年、3月11日が近づくと、宇部市の市民団体「福島の子どもたちとつながる宇部の会」が「3・11 被災地に思いをよせる宇部市民の集い」を開催してくださっています。

今年は3月1日(日) 13:30から、ヒストリア宇部 多目的ホールにて開催。
原発事故後を生きる」と題して 宇野朗子(うのさえこ)さんがお話しされます。宇野さんは、「避難の権利」を求める全国避難者の会共同代表を務めておられます。

ヒストリア宇部
〒755-0029 山口県宇部市新天町1丁目1-1

お問い合わせ先:0836-33-3982 事務局 武永

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2月交流会のお知らせ

久しぶりの交流会になります。
避難してきた当事者同士で、避難のこと、今後のこと、原発や被ばくのこと、食品の安全性のことなど気兼ねなく話しあえる場づくりをこころがけています。

交流会へのご参加は避難元を問いません、東北三県からだけでなく、関東地方からの避難者の方もどうぞ、お気軽にお出かけください。予約は不要、出入り自由です。時間内でご都合のつく時間にお気軽にお出かけください。お待ちしています。

日時:2月22日(火)午後1時~4時半頃まで
会場:山口市白石地域交流センター 2階和室
   〒753-0046 山口市本町一丁目1番25号 
参加費:無料
駐車場:地域交流センター敷地内に駐車場があります。
    満杯の場合は市民会館、市役所、コープ山口駐車場、道場門前第一駐車場を
    ご利用ください。

ご協力ありがとうございました:絵本作家が描く応援カレンダー2020 

当会では「絵本作家が描く応援カレンダー2020」を取り寄せ、皆さまにお買い上げご協力をお願いしました。おかげさまで、カレンダーはご好評をいただき、取り寄せたカレンダー64部はこのたび完売いたしました。

昨年11月9日に宇部で開催された樋口英明元裁判長講演会では会場販売させていただきました。また個別にお買い上げくださった皆さま、ご協力ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。

今回の当会取り寄せによる収益合計4,390円は「山口県避難移住者の会」への支援とさせていただきます。今後とも、山口県避難移住者の会へのご理解、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

絵本作家が描く応援カレンダー2020

このたび、山口県避難移住者の会では、絵本作家が描く応援カレンダー2020を取り寄せました。このカレンダーは2011年に世界に広がった、絵本作家さんらによる「手から手へ」展をきっかけに、2016年にスタートし、原発事故による影響から子どもたちを守る活動を支援しようという思いで作られています。

現在活躍中の絵本作家12人にご協力いただいた今回のカレンダーの収益は毎年、福島で保養の相談会(ほよーん相談会)を主催している「311受け入れ全国協議会」(通称:
うけいれ全国)★におくられます。

今年参加の作家さんは下記の通り。
1月 田島征彦          7月 青山 友美
2月 チャンキー松本&いぬんこ  8月 山本 孝
3月 山福朱美          9月 降矢なな
4月 長谷川義史         10月 おーなり由子
5月 はた こうしろう      11月 市居みか
6月 あべ 弘士         12月 ささめやゆき

大きさは広げた状態で21X42センチ。一部1000円(税込み)。
ゆうメールだと送料実費一部180円になります(グループなどでまとめて購入の場合は送料が変わります)。山口県内で直接手渡しできる方には送料がかかりません。


★福島をはじめ、原発事故の影響を受けた地域の子どもたちを保養という形で支援し続ける全国の団体のネットワークです。2012年に活動を開始、保養支援団体の情報共有や保養情報を集めた「ほよ〜ん」サイトの運用、福島県など被災現地での相談会の開催などを続けています。8年を経た現在も全国の約60団体が登録し、人手や資金の少ない中で活動を続けています。

今回、当会取り寄せによる収益は「山口県避難移住者の会」への支援とさせていただきます。お問い合わせ、お申込みは浅野までお願いします。
電話 090-2942-1364
アドレス nadja★ah.wakwak.com(★マークを@に変換してください)

皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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12ehoncalendar.com




311当事者ネットワークキャラバン2019広島ーわたしたちの座談会

12月7日(土)午後に広島で「311当事者ネットワークキャラバン2019広島ーわたしたちの座談会」という広域の避難当事者が語り合う会が開催されます。

以下、チラシより転載
日時:12月7日(土)12:00~17:00(開場11:30)
会場:広島市東区総合福祉センター4階ボランティア研修室
*参加費無料
*簡単な軽食あります。全国各地のおやつも登場
*お子さんも一緒にお越しください。託児あります
*終了後に懇親会を予定しています(食事代は各自ご負担ください)

★準備の都合上、参加希望の方は11月30日までに下記までお申し込みください。
・申し込みフォーム http://hiraeth.work/contact/
・メール  info@ hiraeth.work
・電 話:090-1326-8329:事務局(藤本)



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