「3・11甲状腺がん子ども基金」への募金ご協力ありがとうございました。

2月17日に当会が主催した講演会「原発避難は終わらない」、3月23日に開催された「上関原発を建てさせない県民大集会」、そして4月14日に開催されたアースデイやまぐち、それぞれの会場で「3.11甲状腺がん子ども基金」への募金箱を置き、皆さまのご協力をお願いしました。

それぞれの会場で、2月17日 11,100円、3月23日 1,882円、4月14日 6000円、合計18,982円のカンパをいただきましたので早速、基金事務局へ送金しました。
皆さま、ご協力ありがとうございました。

311kikin.org

下記のお振込先へ直接送金していただいても構いません。

★3・11甲状腺がん子ども基金お振込先
1)城南信用金庫 営業部本店 普通 845511
  口座名義:3・11甲状腺がん子ども基金
2)郵便振替 記号:00100-3 番号:673248
  口座名義:3・11甲状腺がん子ども基金                                                               
                               

www.ourplanet-tv.org

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「避難の権利」を求める全国避難者の会年会2019のご案内

今日は「避難の権利」を求める全国避難者の会年会のご案内です。

この会の設立時、2015年秋にも当ブログでご紹介しましたが、政府の避難指示の有無や、被災時の在住地域(県)は問わず、避難当事者(かつて原発事故の為に避難して、現在は帰還した方を含みます)が参加する全国的な組織です。

hinannokenri.com


全国避難者の会では設立以来、全国の避難者の避難先で総会を開催しており、静岡、京都、北海道と続き、今年は5月11日(土)、12日(日)に山口市で開催されます。総会は会員のみの参加となりますが、総会後のプログラムは公開されますので、どなたでも参加できます(チラシを添付します)。

小学生までのお子さんの託児も用意しますので、託児ご希望の方は4月20日までにご連絡ください。また、11日夜の懇親会参加ご希望の方も浅野までご連絡ください。

ディスカッション1の高橋先生の講演は2月17日の講演会とほぼ同じ内容ですが、今回は時間をたっぷりとっていますのでじっくりお聞きできます。ディスカッション2では、福島から北海道へ避難し、この春、北海道東川町町議に当選された鈴木哉美さんにお話しいただきます。その後、ディスカッションと続きます。


「避難の権利」を求める全国避難者の会・2019年年会
原発避難は終わっていないー
5月11日(土)
14:00 総会
14:50 休憩
15:00 原発事故を憂える山口県の活動紹介:“福島山口いのちの会”、“長門の安岡正彦さん”いのち・未来・うべ”:汚染の実態を可視化し続けて 美澄夫妻
16:20 休憩
★ディスカッション1 「沈黙する避難者たち」
16:30 山口大学 社会心理学教授 高橋征仁教授講演・質疑応答・ディスカッション
19:00 懇親会(会場 同山口大学内)
20:30 終了
5月12日(日)
★ディスカッション2 「原発避難、それぞれの道 」
9:00 東川町町議 鈴木 哉美さんのお話し
10:15 休憩
10:30 フリーディスカッション
11:50 終了
以上、皆さまのご参加をお待ちしています。

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『原発避難は終わらないー私たちは今』、小冊子ができました

東京電力福島第一原子力発電所原発過酷事故によって、東日本各地から避難するという道を選んだ私たち。今、ここに私たちがいることの小さな証になればとの思いから、私たち、山口県避難移住者の会メーリングリスト会員へのアンケート結果をまとめた、ささやかな小冊子『原発避難は終わらないー私たちは今』ができました。

アンケートの項目は、1)避難を決めた理由、2)山口に来た経緯、3)山口に暮らしてみて困ったこと、助かったこと、4)避難元への思い、5)原発事故を経験して気づいたこと、学んだこと、6)山口県内おすすめの店、場所の6項目だけですが、ML登録者25名のうち11名の方から率直な回答をいただきました。

14日(日)開催のアースデイやまぐちに当会も参加しますので、会場でお渡しできますが、郵送ご希望の方は浅野までご連絡ください。

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 ★この事業は赤い羽根共同募金助成金を活用しています。

昨年4月から一年間、山口県共同募金会により赤い羽根共同募金助成金をいただくことができ、県民の皆さまに原発避難についてご理解いただけるように、3回の交流カフェ開催、講演会の開催、小冊子の発行を企画しました。この小冊子の発行をもって、助成金活用事業を無事終了することができました。

貴重な機会を与えてくださった県共同募金会の皆さま、赤い羽根共同募金への募金にご協力くださった皆さま、助成活動の情報拡散、実現にご支援、ご尽力下った県内の皆さま、一年間本当にありがとうございました。

 

3月10日「1日無料電話相談」開催―3・11甲状腺がん子ども基金

3月10日(日)に「1日無料電話相談」が開催されます。

原発事故後の健康についての悩みや不安など、お話をうかがいます。お電話ください。


3月10日(日) 10:00~16:00
電話:0120-966-544


原発事故当時、16都県(福島県岩手県宮城県秋田県山形県新潟県群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県)にお住まいで、事故当時18歳以下の方で、事故後に甲状腺がんと診断された方に、一律10万円の療養費をお渡ししています。該当する方もお電話ください。療養費申請について、お知らせします。

3・11甲状腺がん子ども基金サイトより転載
 福島原発事故から8年。福島県県民健康調査の甲状腺検査も4巡目。原発事故との関係性はいまだわかっていませんが、県民健康調査甲状腺検査で甲状腺がんまたはがんの疑いという方は200人を越えています。
 当基金原発事故当時、18歳以下で、16都県に住んでいた方で、事故後に甲状腺がんと診断された方に療養費を給付しています。2019年2月末で141人に支援しました。今月末、「春休みに手術をします」という方からも申請がありました。全国の皆さまから寄せられたご寄付を引き続き、甲状腺がんと診断された子どもや若者たちに届けていきます。

 当基金では、日本女医会東京都支部連合会に御協力いただき、半年に1回、1日電話相談を開催しています。
 2018年9月の電話相談では、「避難してから、新しい生活環境を整えてきたが、最近、体調をくずしがちで、不安になる」「避難先で甲状腺検査を受けたいがどうしたらよいのか?」…甲状腺がん以外のことでも、さまざまな相談がありました。

 3月10日(日)に「1日無料電話相談」を開催します。原発事故後の健康の不安や悩みなどの相談を4人の医師がお聴きします。

『1日無料電話相談』
2019年3月10日(日)10:00~16:00
0120-966-544(通話無料)
311kikin.org

3・11被災地に思いをよせる宇部市民の集い

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今年も3月11日が近づいてきました。
「福島の子どもたちとつながる宇部の会」が、今年も3・11被災地に思いをよせる宇部市民の集いを開催されます。今年は山形県で子どもたちの保養支援活動に取り組む早坂信一さんが「あれから8年、被災地の今を語る」と題したお話をされます。
ぜひお出かけください。


 

ETV特集「原発事故 命を脅かした心の傷」再放送のご案内

昨夜放送されたNHKETV特集「原発事故 命を脅かした心の傷」、ご覧になりましたか。見逃された方、再放送は3月6日深夜(3月7日午前0時00分~)です。

www4.nhk.or.jp

こちらでも視聴できます。

ETV特集「原発事故 命を脅かした心の傷」20190302 - 動画 Dailymotion

 

原発避難者住宅問題・緊急ホットライン開設のお知らせ

https://4.bp.blogspot.com/-1VPuNZVfniU/XGEuD9nBl1I/AAAAAAAAAOc/Np0lES2_i6c7eqvo9WJQOYfJyV6pX0ntwCLcBGAs/s1600/%25E3%2583%259B%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588.jpg

今年度3月末で福島県による住宅費補助終了、避難先自治体の支援終了など、避難生活の基盤が揺るがされる事態が各地で生じています。住宅問題でお困りの方がお近くにいらっしゃったらお伝えください。

明日2月28日(木)午後2時から午後8時まで、3月2日(土)午前11時から午後5時まで、「原発避難者住宅問題・緊急ホットライン」が開設されます。

 
以下、ひだんれん( 福島原発事故被害者団体連絡会)のサイトから転載します。 

 東京電力福島第一原発事故からまもなく8年、事故は未だ収束には程遠く、福島県からの避難者だけで4万を超える人々がふるさとを追われて全国各地で避難生活を余儀なくされています。2017年3月末の住宅提供打ち切りによって、区域外避難者が経済的、精神的に追い詰められ、路頭に迷い、自ら命を絶つという悲劇さえ起きていることが報告されました。

 更に、福島県は本年3月末の民間賃貸住宅家賃補助の終了、避難先自治体の支援策終了に伴い、「4月以降の家賃が払えない」「転居費用や更新料が払えない」などの困難を抱える避難者の声が、避難の協同センターに届いています。「カードローンで資金を調達するしかない」などの声が届いています。民間賃貸住宅家賃補助が打ち切られたあと、「家賃滞納」「多重債務」状態の避難者が増加する事は確実です。また、2017年4月以降、国および福島県は「セーフティネット」と称する国家公務員住宅130世帯の継続居住を認めましたが、これについても今年3月限りで打ち切り、退去できない場合は「不正入居者」とみなし2倍使用料請求をおこなうとしています。しかし、現段階でも80%を超える避難者が4月以降の住まいが決まっていないのです。家賃補助の打ち切りは直ちに生活の困窮に直結します。次の住宅確保の手立てが保障されないままでの「セーフティネット」の打ち切りは、「追い出し」に他なりません。

 私たちは何にもまして問題だと思っているのは、避難当事者の生活実態がまったく把握されていないことです。まずは、当事者の声を聞くべきです。そこで、当事者の声を、政府、福島県に届けるために、次の要領で、ホットラインを開設したいと思います。個別の相談を受け付け、緊急案件については、可能な限りの個別相談支援もおこないます。


開設日
①2019年2月28日(木)14時~20時

②2019年3月2日(土)11時~17時
電話
0120-311-557(通話料無料)


hidanren.blogspot.com