タケダ赤い羽根共同募金助成事業(活動助成)に決定しました

 当会は今年度の赤い羽根共同募金山口県助成金の助成事業(タケダ赤い羽根広域避難者支援プログラムのうち小規模な支援活動に対する活動助成)に選ばれました。

 4月24日、山口県社会福祉会館にて交付式が行われ、助成決定通知書をいただきました。原発事故による避難当事者の団体として、避難者が孤立化しないよう交流会を中心に活動してきましたが、県民の皆さまに避難者の存在や原発避難の実情を知っていただけるよう、このたびの助成金を活かし活動の幅を広げていきたいと思い、以下の活動を予定してます。
 1)原発避難について講演会の開催

 2)県内での交流カフェの開催:
   ほぼ毎月山口市内で開催してきた交流会を県内各地でも開催。
   6月17日下松、10月下関、12月萩、11月山口の予定。

 3)原発避難のこれまでを記録し小冊子として発行:
   避難者の実態を記録することが今後の教訓になるように、これまで悩みながら歩
   んできた足跡、避難を決めたときの思いや山口での暮らしなどをまとめ小冊子を
   発行。

助成金申請にあたって募金箱の設置や募金などご協力いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。今後とも、よろしくお願いいたします。
www.akaihane.net

 

4月交流会のお知らせ

今月は定例の交流会も開催します。
予約は不要、出入り自由です。時間内でご都合のつく時間にお出かけください。

日時:4月26日(木)午後1時~4時半頃まで
会場:山口市白石地域交流センター 2階和室
   〒753-0046 山口市本町一丁目1番25号 
駐車場:地域交流センター敷地内に駐車場があります。満杯の場合は市民会館、市役所、コープ山口駐車場、道場門前第一駐車場をご利用ください。

震災や原発事故をきっかけに遠く離れた山口県に避難、移住し生活が一変してしまった皆さま、お元気でいらっしゃいますか。震災や原発事故がなかったかのような周囲の状況、合わせて暮らしてきたけれどもちょっと疲れた、本音が言えない、そのほか日々の暮らしのなかでお困りのことはありませんか。

避難元を問いません、東北三県からだけでなく、関東地方からの避難者の方もどうぞ、お気軽にお出かけください。 交流会は避難してきた当事者同士で、避難のこと、今後のこと、原発や被ばくのこと、食品の安全性のことなど気兼ねなく話しあえる場づくりをこころがけています。

お近くに避難の方がいらっしゃったら、山口県にも避難当事者のグループがあること、交流会のことをお伝えください。

アースデイやまぐち2018に参加しました

4月15日(日)、山口市亀山公園で開催されたアースデイやまぐち2018に参加しました。前日が嵐のような天候だったので空模様が心配されましたが好天に恵まれ、立ち寄ってくださった方々に原発避難のこと、放射能汚染の現状などお話できる貴重な機会となりました。

f:id:hinan-ijyu:20180415100211j:plain


当日は避難移住者の会へのカンパの他に、3.11甲状腺がん子ども基金へのカンパも募りました。3月11日に宇部市で開催された「3.11被災地に思いをよせる宇部の会」でのカンパ 7,100円などと合わせ合計16,590円となりましたので、3.11甲状腺がん子ども基金へお送りしました。ご協力くださった皆さま、ありがとうございました。

福島県の発表によれば、東京電力福島第一原発事故後、福島県で昨年6月までに甲状腺がんまたはその疑いがあると診断された子どもは196人。甲状腺がんは悪性度が低いと言われますが約7割の子どもにリンパ節転移も見つかってます。3.11甲状腺がん子ども基金は、全国から届いた寄付で甲状腺がんの子どもを支援しています。

311kikin.org







4月交流会のお知らせ

今週末はアースデイ山口へ参加しますが、そのほかに定例の交流会も山口市の白石地域交流センターで開催します。予約は不要、出入り自由です。時間内でご都合のつく時間にお出かけください。

日時:4月26日(木)午後1時~4時半頃まで
会場:山口市白石地域交流センター 2階和室
   〒753-0046 山口市本町一丁目1番25号 
駐車場:地域交流センター敷地内に駐車場があります。満杯の場合は市民会館、市役所、コープ山口駐車場、道場門前第一駐車場をご利用ください。

震災や原発事故をきっかけに遠く離れた山口県に避難、移住し生活が一変してしまった皆さま、お元気でいらっしゃいますか。震災や原発事故がなかったかのような周囲の状況、合わせて暮らしてきたけれどもちょっと疲れた、本音が言えない、そのほか日々の暮らしのなかでお困りのことはありませんか。

避難元を問いません、東北三県からだけでなく、関東地方からの避難者の方もどうぞ、お気軽にお出かけください。 交流会は避難してきた当事者同士で、避難のこと、今後のこと、原発や被ばくのこと、食品の安全性のことなど気兼ねなく話しあえる場づくりをこころがけています。


お近くに避難の方がいらっしゃったら、山口県にも避難当事者のグループがあること、交流会のことをお伝えください。

アースデイやまぐち2018に参加します

今年もアースデイやまぐち2018に参加します。

会場の亀山公園は緑の多いゆったりとした公園です。
日頃、交流会に参加できない避難者の皆さんもぜひご家族でお出かけください。エコブースの当会のテントでは、福島県だけではなく東日本各地から避難してきた仲間が待っています。お気軽に声をかけてください。

日時:4月15日(日)10:00~16:00
会場:山口市亀山公園(県立美術館隣)
参加無料、雨天決行
主催:アースデイやまぐち実行委員会

f:id:hinan-ijyu:20180410161204j:plain

アースデイやまぐち2018




福島からの声を聞く:大河原さきさんのお話会

 3月11日が近づくと東日本大震災原発事故のことが、様々なメディアで取り上げられますが、東京電力福島第一原子力発電所原発事故から7年、福島県は今どのような状況なのでしょうか。

 昨年3月末、国や福島県による自主避難者の住宅支援打ち切りが行われました。避難当事者や支援者団体が抗議、見直し要請をしましたが、国も県も打ち切り後の避難者の状況を把握しておらず、生活困窮に追い込まれる事態も発生しています。また、山形や福島では自主避難者に対する住宅明け渡し訴訟まで起きています。国や福島県による帰還政策が強まっていることは、山口県の皆さんにはなかなか伝わってこないのではないでしょうか。

 東京電力福島第一原子力発電所原発事故は今も継続しており、避難者の人権も損なわれたまま、国による分断が進んでいます。福島からの声として、ひだんれん(原発事故被害者団体連絡会)の事務局長を務める大河原さきさんのお話を聞く会が山口市で開催されます。ぜひ、お出かけください。

▽大河原さきさんを囲む集い
日時:2018年3月23日(金)18時30分~20時前まで
会場:かんぽの宿・湯田(2F秋吉の間)
   山口市神田町1-42
   tel:083-922-5226
  (この電話番号は「かんぽの宿湯田」のもので行事自体の問合わせ先ではありません)
  アクセス | かんぽの宿 湯田
  主催:上関原発を建てさせない山口県民大集会山口地域実行委員会
問合わせ先:県民連絡会080−6331−0960(安藤)
      山口地域実行委員会090−9466−0899(大久保)
★当日は会場費のためにお気持ちでよろしいのでカンパをお願いします♪

 

f:id:hinan-ijyu:20171020153520j:plain

ひだんれんは 福島第一原発事故による損害の賠償や責任の明確化を求めて、訴訟などを起こした被災者団体が結成した全国組織です。

hidanren.blogspot.jp

講演会:原発災害の現状報告―避難指示解除後の住民の動向と自治体の対応について

山口大学人文学部の高橋征仁先生から市村高志さん講演会のご案内です。
直近のご案内となりますが、ぜひお出かけください。
また、ご関心のある方々にお伝えください。

テーマ:原発災害の現状報告―避難指示解除後の住民の動向と自治体の対応について
日時:3月13日(火)14:00~16:00
場所:山口大学人文学部小講義室
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/info/13/68.html

市村高志(いちむら・たかし)
NPO法人とみおか子ども未来ネットワーク理事長
http://www.t-c-f.net/
1970年生まれ。3.11の震災と原発事故により福島県富岡町から東京都に避難している。現在は「NPO法人とみおか子ども未来ネットワーク」の理事長。震災時は富岡町立富岡第二小学校PTA会長をしていた。共著『人間なき復興』(明石書店)、共著『原発避難白書』(人文書院)、単著「私たちに何があったのか」(青土社現代思想』2013年3月号)、「いま親として、大人としてすべきこと」(福村出版、子育てと支援と心理臨床Vol.6)など。

www.t-c-f.net